「ミラドライ」は、ワキガ治療の新しい治療法です。
日本人のワキガは 10~15%と言われますから、70%以上がワキガの欧米人とくらべたらかなり少ないですね。
それでも、スメハラが問題になっている近年、ワキガは精神的なプレッシャーの原因にもなっています。ワキガの臭いを人に気づかれているようで、つい顔色をうかがってしまうことも。
ワキガの治療法としてよく知られているのが、メスを使ってワキガの原因といわれるアポクリン腺を除去する方法(剪除法)ですが、半永久的に効果がある反面、体への負担が大きく、手術痕がの残りやすいことがネックでした。
「ミラドライ」は、剪除法のデメリットを解消する新しい治療法として、ワキガに悩む方にとっては救世主といえるかもしれません。
でも、100%完璧に治療できるわけではないようですので、実際にミラドライの治療を受けた方の体験談などから、その点についても調べました。
「ミラドライ」は身体的負担が少なく半永久的!?
「ミラドライ」は、電磁波を使って、ワキガや多汗症の原因になる汗腺を破壊する根本的な治療法です。
ワキガや多汗症の原因になる「アポクリン腺」と「エクリン腺」を破壊するので、半永久的にワキガや多汗症が改善することになります。
ミラドライによるワキガ治療の特徴をまとめると、次のようになります。
※参考:
- 電磁波(マイクロウェーブ)を使用するので傷痕が残らない
- ワキガや多汗症に対して半永続的に効果がある
- 少ない施術回数で長い治療効果を実感できる
- 日常生活が制限されない
- ダウンタイムが無い !?
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このページで紹介している「ミラドライ」による治療は、
「ミラドライ」の治療法
ミラドライは、厚生労働省やFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認をうけた科学的根拠のある治療法で、切開をしないで汗腺を破壊します。
ミラドライによるマイクロウェーブの照射によって、ワキガや多汗症の原因になる「アポクリン腺」と「エクリン腺」を破壊するので、完全に破壊された汗腺が再発することはありません。
ミラドライで使われるマイクロウェーブは周波数5.8GHzで、比較的熱傷を起こすリスクが低いそうです。また、ミラドライには、冷却機能がありますから、熱による損傷を防止して、皮膚を保護しながら加熱することができます。
エクリン腺とアポクリン腺に含まれる水分子を振動させることで、熱を発生させ、その熱によって汗腺が破壊されるわけです。
メカニズムは、電子レンジと同じですね。
「ミラドライ」傷痕が残らない理由
ミラドライは、メスでアポクリン腺を切除するわけではないので、傷痕が残りません。
皮膚の上からマイクロウェーブを照射するだけなので、ワキ下の皮膚や周辺組織のダメージを最小限に抑えることができます。
「リアラクリニック 栄院」では、局所麻酔をおこなってから治療しますが、ミラドライの治療後に腫れや不快感が残ることがあるため、治療後は「抗炎症剤」と「内服薬」を処方しているそうです。
「ミラドライ」効果は半永続的?
ミラドライは、汗腺を破壊してしまうので、一度破壊された汗腺から汗が出ることはありません。つまり、根本的な治療法なので半永続的に効果があります。
しかし、除腺法のように確実にアポクリン腺を切除するわけではありません。ミラドライ1回の治療で破壊できる汗腺は、一般的に70%程度です。
1回目では30%程度は残ることになるので、ミラドライによる2回目の治療を受けることもできます。
70%破壊できれば、ワキガの臭いはかなり和らぎますから、ミラドライによる治療を1回で止めて、あとは通常のデオドラントを使うという方もいます。
この方の場合でも、やはり感覚的に70%程度治った感覚があるそうですが、それでも十分満足とのこと。
破壊しきれなかった汗腺が残っていると再発しますが、その判断は術後2~3ヶ月で”ニオイが戻ってくる”のでわかるようです。
ポイントは、しっかり破壊できたかどうか、ということになります。
「ミラドライ」日常生活に支障がない
ミラドライは、切らずに治療をしますから、当日の運動や入浴を避けるだけで、ほとんど日常生活には支障がありません。
「ミラドライ」ダウンタイムが無い!?
ダウンタイムとは、施術後、麻酔や手術による腫れ、むくみ、アザなどが消えて、もとの生活に戻るまでの時間のことです。
ミラドライの治療では、メスで切除するわけではありませんから、通常の手術のようなダウンタイムは無いかもしれません。
リアラクリニックによれば、術後の腫れは数日で消え、跡が残ることもありませんとの説明がありますが、回復するまでの時間は人によって違うようです。
この回復までの時間は、個人的にはダウンタイムだと考えています。
「ミラドライ」費用はいくらかかる?
「ミラドライ」によるワキガ治療は、対費用効果を考えると、けっして高いとは言えないでしょう。
一般的には、1回の治療が20~30万円ぐらいですが、関東と比べると、関西方面から名古屋では治療費が安い傾向にあるようです。
ここで参考にした「リアラクリニック」では、「リアラクリニック 栄院」のオープンを記念して、両ワキ1回 198,000円(税込)のキャンペーンをおこなっているようです。
この価格は、ミラドライの基本料金で保険適用外ですが、「リアラクリニック」のこの価格は、かなり魅力的です。
「ミラドライ」子供でも治療できる
「リアラクリニック」の「ミラドライ」治療は、麻酔注射が我慢できれば、だれでも治療を受けることができます。
ただし、未成年の場合、親権者の同意が必要になります。
まとめ
デオドラントや制汗剤を使っても、日常生活に支障がでるような方には、「ミラドライ」による治療を検討することをおすすめします。
ミラドライは、短時間の手術で、効果が半永続的なだけでなく、傷痕も残りませんから、ワキガで悩んでいる方にとって、肉体的にも精神的にもストレスがほとんどない治療法と言えます。
費用的にも、20~30万円前後ですから、経済的な負担も大きくはありません。
ぜひ一度、専門のクリニックに相談してみてはいかがでしょう。